一番手に入りにくいコーヒー?

セントヘレナ島のコーヒーが入ってきました。
2回目です。
前回入荷分が完売してしまい、再入荷となりました。
まだ残っていてよかった~。


アフリカ大陸とアメリカ大陸の間にぽつーんとあるセントヘレナ島。
首都はジェームズタウン。イギリス領です。
ここで最初のコーヒー栽培地となったのはバンブーヘッジという場所。
1730年代のことだそうです。

セントヘレナと聞くと、かつてのフランス皇帝ナポレオン1世が幽閉された絶海の孤島として知る人は知るところです。
大西洋のど真ん中にあるセントヘレナには郵便船で行くしかなかったようで、往路で5泊6日。
現在は、2017年、ようやく旅客機の発着が可能な空港施設が完成し、同年10月15日、ヨハネスブルグからの初の旅客定期便が就航した。
ようやく絶海の孤島ではなくなり、日本にも稀にここのコーヒーが入ってこれるようになりました。

バンブーヘッジ農園産の生豆

1732年にイエメンのモカ港からこの島にコーヒーが持ち込まれ、バンブーヘッジでコーヒー栽培が始まったそうです。
コーヒー好きなナポレオンが絶賛したことから欧州でも一躍脚光を浴びました。
亡くなる前は自力でコーヒーを飲むことすらできなかったナポレオンは、スプーン1杯のコーヒーを恋うたとか・・・

コーヒーにまつわる逸話は多いです。
1杯のコーヒーを通して、その背景にある物語も楽しむ。
贅沢なひとときですね。

上町珈琲では、ご注文いただいてからの完全オーダー焙煎です。
ご興味ある方はぜひ。

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上町珈琲

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