WomanCoffee~現地の女性たちが作るコーヒー~を販売しています。


コーヒーを作っている人、男の人、って男性のイメージが強い?コーヒーの世界。

現地のコーヒー農園の女性達はどんな仕事をしていてどんな役割を担っているのでしょう。

日本でコーヒーを販売する立場、携わる女性としてふとした疑問が湧いたのがきっかけで、
”女性が主になって関わっている”コーヒーがあれば取り寄せてみたい。

ずっと思っていました。

やっと販売することができましたので、
今取り扱いのあるコーヒーのことを書こうと思います。

コーヒーを選ぶ選択肢の一つとして

ウーマンコーヒー、
生産者を女性に限定するって、どうよ?と言われればそれまでで、固執する理由があるとまでは言えない。
単純に興味があるから。知りたいから。
ただ、上町珈琲に来店くださるお客様を見ていると、コーヒー選ぶの迷うだろうなぁと思っていて。
勝手にそう思っているのかもしれませんが、
中には「どれを買っていいかわからないです。」とおっしゃる方もいるのも事実。

60種以上コーヒーの種類があるのですから。

コーヒーを選びやすくサポートするのがお店にいる私たちの役割。

そのサポートのひとつとして、
迷っている女性のお客様に「このコーヒー女性が作ってるんですヨ」なんて言えたらいいなと。
はじめに自分の興味関心があったから、と同時にこんなコーヒー(ウーマンコーヒーみたなもの)があったら飲んでみたいって思う方がいるかもしれない。

女性のコーヒー、なかなか無い!

ただ、探しているコーヒーがすぐにあるかと言えばそうではなく、
一度、情報が入った時は言い出せなくて、のちに今年はもう取り扱い無しと言われてから泣きました。
(実際は泣いていません、すぐに行動できなかった自分にちょっと歯がゆさを感じたのは事実。)

次のチャンスは、出逢いを待つこと1年。
想いは叶う、運よく去年のがした同じ生産者団体のコーヒーをゲット!

ホンジュラスコーヒー ウーマンハンズ ←こちらから購入できます

ホンジュラスという国をご存じですか?
中米の国ですが日本ではあまりなじみがありませんよね。親日家が多いようです。
以前、5年ほど前にお会いした本国のコーヒー視察団の方々10数名のホンジュラス人の方々。
日本人はあまりホンジュラスのことを知らないのでとてもがっかりしていらっしました。
この中には農園代表で女性も来ていてすごく親しみを感じたのを覚えています。

ホンジュラスのコーヒーは比較的淡白というかあっさりしていて飲みやすいです。
コクがないかといったらそうでもなくて、かるく浅煎りにしてもナッツ系の甘みとコクが感じられます。

女の人が主役のコーヒー、ウーマンコーヒー。
同じ女性の立場だからそれは飲んでみたくなりますよ。
次が保証されない限定物って、ほんとうに限定ロットがなくなると次年度も入荷ができるかはわからないので、
まさに一期一会のご縁を楽しむ、ということになるかもしれないですね。

現在、上町珈琲のウーマンコーヒーは3種類。
ホンジュラス、コスタリカ、コロンビアにある農園です。
スペシャルティコーヒーですからカップ評価は申し分ない。

あとは、生産国によるおおまかな個性と、その農園での栽培品種や精製法によってのちがい。

最後は日本の私たちがどう焙煎するかで、風味の違いがはっきり出ることでしょう。
同じ生豆(焼く前の白いコーヒー豆)でも焙煎する人が違えば全く別物のコーヒーになるわけですから。

コスタリカコーヒー ボニータ ←こちらから購入できます

こちらも中米の国。ホンジュラスもそうですが、カリブ海に面する国のコーヒーは香りが格別。
「ボニータ」はスペイン語で「かわいい・美しい」
農園の三代目はお父さんの後を継いだ娘さんですだそうです。
子どものころから自分ちの農園のコーヒーの木の下で遊んでいたんですって。
どんないきさつで後を継ぐことになったのでしょうね!

●コロンビアコーヒー エンジェル ←こちらから購入できます

アラビカ種のコーヒー生産ではブラジルに次ぐ世界第2位の生産国。
コロンビアコーヒーと言えばコーヒー愛好家さんなら香りがよくてしっかりしたコクがあるとイメージできるかもしれません。
エンジェルコーヒーは、華やかで香り立つ紅茶のように飲みやすいです。

ここの組合を運営する女性たちは自らが生産者でありながら、コーヒー事業の投資家でもあるようです。
凄くパワーがありそうですね。

コロンビアの農園で働く女性。

こちらはコロンビアの農園での女性、女の子?
ミセスなのかミスなのか。コロンビアは日本とちがって結婚年齢は何歳くらい?

そして、いろいろ想像を巡らせるのもまた楽しいと思ってしまいます。

ウーマンパワー!という感じです笑顔がまぶしい。

コーヒーって、飲んでおいしかった!というだけではなく、
1杯のコーヒーを通してどんなことに想像をふくらませるかで、そのコーヒーが何倍にも価値のある物になるのではないでしょうか。

せっかくなら、わくわく楽しみましょう。

この記事を書いた人

上町珈琲

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