コーヒー豆を量る時に使う専用スプーン。
何粒とは考えずに、ひとすくいは10g前後に作られています。
カップ1杯分に使うコーヒー分量の目安が10gなのです。
コーヒー豆を量る人も、粉を量る人もこういったスプーンが一つあると便利。
「コーヒーメジャースプーン」又は「メジャーカップ」などと呼びます。


ちょっとお洒落なメジャースプーンだと気分も上がるのかもしれません。
スプーンひとつとっても材質、形、色、柄の長さ、持ちやすさなど様々ありますから。
にしても1杯分のお豆っていったい何粒になるんでしょうね・・・。
コーヒーの魅力を知ってしまい、どんどんこだわりを持ちたくなる方をたくさんみてきました。
こだわるポイントがたくさんあるのがコーヒーの魅力のひとつ。
他にも、
淹れる器具にこだわる。
ハンドドリップ、プレス、サイフォン、マキネッタなどの器具。
買い方にこだわる。
・かならず豆で買い、家でミルで挽く。
・値段が高価な物や銘柄にはこだわるけれど豆は挽かず粉で買う。
淹れ方にこだわる
お湯の温度、蒸らしの時間など淹れる方法を追求している方もおられます。
どこにこだわりポイントを置くかは人それぞれあるようです。
(楽しく奥の深いコーヒーの世界です♪)
メジャースプーンの話に戻ります。
コーヒー愛好家さん達はこだわりでたくさんスプーンコレクションされている方もいます。
数にこだわった音楽家さんはこの方です。
ベートーベンはコーヒーの豆を60粒と決めていた
音楽好きじゃなくても誰もが知ってる作曲の巨匠、天才ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーべン(1770-1827)。
彼は大好きなコーヒーを飲む時、1杯分の豆の数を決めていたそうです。

重さをきっちり量のならわかるのですが、毎回数えるなんて凡人には思いつきませんでしたが、
ほんとうに自宅でメジャースプーンでかるくすくったものを数えてみました。
見た目は、60粒もありそうな気がしない・・・。
どう見ても40ちょっとはあるかなというイメージです。
さて「何粒あったでしょう?」

数えているうちに60も過ぎあれ?あれ?
76粒もありました。
今回のコーヒー豆は色の濃い深煎りなので、一粒が大きく膨らんでいるので、浅煎りならもっと多い数になったかもしれません。
どちらにしても60粒のベートーベンはかなり薄めのコーヒーを飲んでいたのでしょうか?
それとも小さなカップで飲んでいたかもしれませんね。
貴方のコーヒー豆の数、機会があれば数えてみてはいかがでしょうか。
だいたい何粒か覚えておくとメジャースプーンがそばにない時に困らないかも?
