昔から銅製品のコーヒー器具はそれなりに人気で、こだわりのあるちょっとマニアな方が選ぶようなイメージがありました。
コーヒーの器具専門メーカーであるカリタさんは古くから銅製品が充実していました。
古いものも空気に触れて色が変わっていくのが趣があって素敵です。
銅のドリッパーを使う
カリタ式ドリップといえば台形型のペーパーを使うのが主流ですが、今ウェーブ型も人気が高まっています。底が円形で平ら、側面がひだ状になっているのがウェーブ式と言います。どちらも三つ穴ですがあいている場所が違います。ドリッパーもウェーブ専用の物が必要ですが、ハンドドリップ初心者からプロまで使いやすいという利点が人気の秘密ですね。
じつはその銅製品も販売されているんです。
新潟燕三条市の職人さんの丁寧な技で研磨されたドリッパー。日本製です。輝いていてスベスベです。ここは世界的にも有名な金属加工の町としてその技術が高く評価されています。適度に厚みがあり手に持つと良いモノだとすぐに解ります。
こんな光り輝く銅のドリッパーで淹れたコーヒーはすごくリッチな感じで美味しそう。
見た目も麗しい銅製品ひとつでコーヒーの時間がより豊かになりそうじゃないですか?
道具なんて使えたらなんでもよいのでは?
という声も聞こえてきそうですが・・・。
あえて銅製品を使うメリットってあるんでしょうか?
見た目だけじゃない銅製品を使うメリット
銅は殺菌効果がある。
銅は保温効果が高い。
と言われています。
ということは、コーヒーのドリップにはもってこいじゃないですか?
ハンドドリップする時、最初にお湯を投じた後しばらく置きますよね?
”蒸らし”
時間でいうと30秒ほどのこの蒸らしタイムはコーヒーの美味しさを十分引き出すために大切になります。
コーヒーの粉は熱いお湯を注がれて膨れた中でじっくりと成分を出します。
中の温度は一定に保たれている方が良いので、この時に銅の保温効果が一役買ってくれます。
温度が下がらないように保ってくれるとコーヒーの粉にとっては良い環境になるのです。
ふくふくと蒸らされてあったかくなっているコーヒーの粉のイメージができるでしょうか!
絶対に美味しい!
ですよね~。
WDC-155というドリッパーは少々お値段は張るのですがプロのバリスタさんに人気。割れたり日々が入ることもありませんから一生モノとして持っておけるお品かなと思っています。ぜひ一度使ってみてほしいです。コーヒーのハンドドリップ体験会でこれ使うのもありかもしれません。
カリタWDC155銅製ドリッパー(ペーパー・上町自家焙煎珈琲付き2022)
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(おまけ)銅製品について
昔、見たことがあるこんな銅製品。
なぜ二つも同じものがあるんだろうと思っていたら。
カフェオレを作るお道具だったんです。
カフェオレはドリップコーヒーとミルクを1:1の比率で同時に注ぐものとされているそうです。
そのために必要なものだったんですね。
バリスタかウェイターが目の前で演出するためにこんな豪華なのかもしれませんが、銅だと保温もばっちりな気がします。
これも以前カリタさんの製品でした。(現在は生産終了のはず)
どこかでこんなCMも見たことがあります・・・。
銅つながりということで、コーヒー豆を量るスプーンもご紹介させてください。
コーヒーメジャーカップと呼ばれていますが1杯が約10gになります。
これも製造終了となってしまいました。
これ、取っ手の模様がレトロな感じなのと、ひっかけられるように穴が開けてあるところが心にくくて好きでした。
なので在庫のあるうちに確保~。
もしご興味がある方は上町珈琲にてまだ販売しております。
カリタ銅メジャーカップ
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