イギリスの可愛いティーポット ロンドンポタリーとプライスケンジントンを比較してみました

冬になるとゆっくり紅茶を淹れて飲みたくなりませんか?
寒い季節は身体も心もあったまりたい。ゆったりした自分時間を意識して作りたいものです。

上町珈琲ではお茶の時間をたいせつにしたい方のために、暮らしを彩る身のまわりの道具を厳選して取り扱っています。
紅茶をご購入いただくお客様へおすすめしたいティーポットもそう。

日常使いにちょうどいいティーポットでイギリスの家庭で長く愛されるのは、使い勝手が良く機能的な物。それでいてデザイン性にも優れている。
となれば、この2択ではないでしょうか?

LONDONPOTTERY(ロンドンポタリー)2CUP、4CUP
◆PRICE&KENSINGTON(プライス&ケンジントン) 2CUP、6CUP


どちらも英国発のティーポットブランド。見た目が似ているため、どっちがどっち?大きさは?違いは?などわかりにくい方もいらっしゃるので、この2つのブランドを比べてみました。

大きさについて

※上町珈琲のプライス&ケンジントンティーポットはティーストレーナー無しで販売しています。

写真をみていただくとわかるように、両社を大きさ順に並べてみると各社の正式表示とはちょっと違う様子に。
左からLP4(ロンドンポタリー4CUP)、PK(プライス&ケンジントン6CUP) 、LP2(ロンドンポタリー2CUP) 、 PK2(プライス&ケンジントン2CUP) となります。

ロンドンポタリー4CUPの場合、1200mlと表示されているのは満水の量です。実際は1000mlほど。通常のティーカップの量を120mlとしたら約8杯分の計算になります。紅茶は2杯を1人用と考えるので ロンドンポタリー4CUP は8杯用つまり4人用と考えるといいと思います。
同じように、ロンドンポタリー2CUP は4杯分ほど入るので2人用。
プライス&ケンジントン6CUPは6と書いてありますが、ロンドンポタリーよりも小さく1000ml近く入るとして8杯分ほどなので4人用。
一番小ぶりなプライス&ケンジントン2CUPは 3~4杯で1~2人用。

まとめると、ロンドンポタリー、プライスケンジントンともに大きなサイズは3~4人向け、小サイズは1~2人向けと思ってください。

カラー展開について

色も豊富なので迷ってしまうほどです。

ロンドンポタリー(大) ロンドンポタリー(小プライス&ケンジントン (大) プライス&ケンジントン (小)
ブラウンブラウンブラウンブラウン
ブラックブラックブラックブラック
トープトープグレージュ (廃番予定) グレージュ
アイボリーアイボリーホワイトホワイト
イエロークリームクリーム
グリーングリーン (廃番予定) グリーン
レッドレッドミント(廃番予定)ミント
グレーNEWカラー予定
アクアアクアNEW カラー予定
コバルトブルーコバルトブルーNEW カラー予定
ノルディックピンク
ノルディックブルー
ノルディックグレー
さくら
カラフルドット

それぞれのブランドについて

【LONDONPOTTERYロンドンポタリ―社】
陶器デザイナーのデイヴィッド・バーチ 氏によって1981年にイギリス・ロンドンのウィンブルドンにて設立されました。
彼は英国王立美術大学で学んだのち、老舗の陶器メーカーPoole Pottery社、Fluham Pottery社での経験を経て、1970年代後半にモダンと伝統を融合した陶器の保存瓶を開発し、その名が知られるようになりました。また、1980年代にアジア諸国での陶器生産を開始した先駆者でもあります。

可愛らしいぽってりとした丸いデザインは、イギリスの家庭で長く愛されています。
使いやすさを追求した結果、見事な実用性と美しいデザインを併せ持つティーポットが誕生しました。
ポットから紅茶を注ぐ際、傾けてもポットの蓋が落ちにくい工夫があるほか、
付属のステンレス製のティーストレイナーは、目が細かく、茶葉が詰まりにくいため、
使用後は少しの洗浄で茶葉を洗い落とすことができます。

【Price&Kensingtonプライス&ケンジントン社】
イギリス・イングランド北西部のリバプールにあるプライス&ケンジントンは、伝統的な英国陶磁器の主な生産地であるストーク・オン・トレントで1896年にプライス兄弟によって設立された陶磁器ブランドです。現在まで4代に渡って伝統的かつ機能的な製品をつくり続けています。

丸みを帯びたティーポットはお湯を注ぐと茶葉が渦巻くように泳ぎ、おいしい紅茶を淹れることができるトラディショナルな形です。

英国ティーポット
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お似合いのティーコジー

ティーポットには欠かせないのがティーコジーです。
ポットの中の紅茶の温度が下がらないようにする保温カバーの役割をします。

可愛い英国ティーポットに被せるのは上質の英国産を、ということでハイランド2000がポットのために作ったティーコジー。
ちいさなお子さんのニット帽の代わりにしたいくらいの上質なウール素材です。
てっぺんのボンボンがたまらなく愛らしい!

【Highland2000は(ハイランド2000)】
1964年イギリス・ノッティンガムで創業の英国の老舗ニットメーカー。素材には100%ナチュラル繊維のシェットランドウールを使用し、手編み機による伝統的な特殊技法を守り続けることで品質の高いニット製品を世に送り出している。主にニット帽やマフラーなどを展開している。

同社のウィリアム・リー氏の発明による本格的なハンドフレーム手法(人の手で編み機を作動させる)は、その後の英国ウール産業界に多大な影響を与えたといわれる。伝統技術が失われつつある現代において、このブランドの優れた技術や質の高さは、世界中から高く評価されています。
ウェールズを代表する山岳種「ウェリシュマウンテンシープ」の羊毛は、海に囲まれた風雨の強い地方で育てられるため、丈夫で保温性抜群。毎日、毎年愛用したくなる快適な使い心地が人気の秘訣です。
英国の伝統技術を継承しながら、自然素材へのこだわりを感じられる高品質なニットを作り続けています。

ハイランド2000ティーコジー
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