カカオとコーヒー展2023

カカオとコーヒー展2023

鶴見緑地内にある咲くやこの花館で開催のカカオとコーヒー展。
今年も開催されます。
2月4日~2月26日までの3週間。
チョコレート、コーヒー好きさんにとって、植物としてのカカオやコーヒーにまで興味が持てるすごい環境!

昨年の様子はこちら

開催期間中、コーヒーガチャガチャ(ガチャポン?)が登場

咲くやこの花館の入り口にはコーヒーガチャガチャが設置されます。
コインを入れてガチャを回せばカプセルの中身は1杯分のコーヒーが!
ドリップパックになっているのでお家ですぐに飲むことができるんです。

さて、気になる中身。
コーヒーはどんなものが出てくるのかというと、、、
世界各国を代表するコーヒーが8種類。なかなか飲むことができない最高級のコーヒーも入っているという。

ガチャに入っている中身はこちら
↓↓↓

世界各国のコーヒーは5種類

こんなレアで希少なコーヒーも!!!

3銘柄の大当たりもあります

コーヒーって育った地域の土壌や環境で香りの個性も違うんです。それぞれのコーヒーについて簡単に。

世界各国のコーヒーの特徴

”コーヒーはフルーツ”であると言われるように、コーヒー豆は果実の中の種の部分。同じコーヒーノキからなる果実でも育った土地や品種によって味や香りが違います。コーヒーを楽しむのはワインを楽しむのにも似ているかもしれません。焼く(焙煎する)ので香ばしい苦みがどのコーヒーにもありますが、【コーヒー=苦みの中に隠れたフルーツ本来のジューシーな酸味や甘みを味わう】のが醍醐味です。各国のコーヒーには特徴があります。

エチオピアのコーヒー(モカハラリ):アフリカ

1000年以上も前からコーヒーが収穫されていたと言われ、コーヒー誕生の地と呼ばれます。
強い酸味やフルーティなコク、複雑で独特なモカ香はファンが多いです。

インドネシア(マンデリン):アジア

東南アジアとオーストラリアの間に広がる1万以上ある島のひとつスマトラ島で育つ希少なマンデリン。
やわらかい酸味と苦みがあります。スパイシーな甘い香りが人気です。

グァテマラ:中米

世界の生産量ランキングは10位くらいですが、注目を浴びているグァテマラ産のコーヒー。
ほろ苦くて甘い香り、酸味が控えめでチョコレートを思わせるカカオ系の香りで女性からの人気も高いです。

ブラジル:南米

世界で1番コーヒーを生産する国。
酸味よりも苦みが強くナッツのようなキレのある風味がある。バランスがよく飲みやすいので人気。

コロンビア:南米

山が多く地質や気候がコーヒーの栽培に適していて質の良いコーヒーが育つ。華やかで花のような香りがマイルド。
多種多様な気候でユニークな質のコーヒーが生まれている。

希少なコーヒーもあります

ゲイシャ

ゲシャ種という幻の品種が。ワインのような香りがまたたく間にブームになりました。
もともとエチオピア南西部にあるゲシャ村に自生していた品種。どの品種にもない突き抜けるような香りは豊かなものの、病気に弱く栽培の難しいため収穫量がなく一般に出回ることがなかった。幻と呼ばれたゲイシャはパナマの農園の努力によって復活され注目を浴びたのが始まり。

エチオピア産ゲイシャ
パナマ産ゲイシャ
コスタリカ産ゲイシャ
グァテマラ産ゲイシャ

コナ

アメリカハワイ州のハワイ島で育つコーヒーはハワイコナと呼ばれます。トロピカルな香りと酸味としっかりした味が大人気ですが、生産量が少なく希少な最高級品となっていて、100%コナコーヒーにはなかなか出会えないのが現状です。

ブルーマウンテンNO.1

北米と南米の間のカリブ海に浮かぶジャマイカ島。ここで育つコーヒーは格付けが厳しく世界屈指の高値で取引されるコーヒー。
ミネラルが豊富で良く肥えた土壌で、酸味・甘み・苦みの豊かな風味がバランスよく上品。この味わいが最高級と言われるゆえん。

2/11(土祝)・12(日)はコーヒー体験のワークショップも予定

二日間だけですが、上町珈琲でもワークショップをすることになりました。

ふらっと訪れた人でも予約いらず!

植物として育つコーヒーノキを見て、コーヒー豆ができるまで展示を見て回ったりした後は、お楽しみ。
気軽にコーヒーを淹れる体験はいかがでしょう。

手挽きのミルでお豆を挽いて、お湯を注いだら美味しいコーヒーの出来上がり。
湯気があたりに広がりコーヒーの香りの空間に。いいですね。

肩ひじ張らず、とっても敷居の低いワークショップです。
コーヒーを淹れたことがない人も、お子さんもどんな人でも体験してみてね。
世界中のコーヒーを焙煎し、カフェで毎日コーヒーを淹れている焙煎人が居るので、質問したりお話しながらコーヒーの世界を満喫しましょう。

あ、このワークショップでもコーヒーガチャができます。(予定)
何が出るかなぁ~?っていう時間もお楽しみ。

香りの展示ではめったに出会えないコーヒーの香りも体験できます

黄色いコーヒーの実のコーヒー。
普通のコーヒーの実は真っ赤なのですが、黄色やオレンジに色づく実もあります。
香りの展示では、黄色い実のコーヒー(サクラブルボン)や、ワインのように樽で発酵させて作られたコーヒー(ゲイシャハニーカーボニックマセレーション)、完熟果実を収穫して数日外で熟成させたコーヒーなど変わったコーヒーの香りも嗅ぐことができます。

開催期間中は他にも事前予約が必要なワークショップもあります。
チェックしてね~。

この記事を書いた人

上町珈琲

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