ベルガモットは世界で一番手に入りにくい柑橘類なのかもしれない

紅茶でアールグレイといえば香りの良い紅茶というイメージがありますよね。
他の紅茶にはない独特なフレーバーなので、とくにアイスティーでその香りは一層際立っていて人気もあります。

この香り、なんの香り?

聞かれると困りませんか?
言われてみれば何なのだろう?って思いませんか?

じつは、アールグレイティーは『ベルガモット』という柑橘類の着香茶なんです。
ベルガモット?
見たことないなー。
日本で売ってないよねー。
そんなお声が聞こえてきそうです。

「ベルガモット」
ミカン科の柑橘類。良質なベルガモットの90%はイタリアのカラブリア州の限られた地域でしか育たない。

この実は生育も不思議で、味は苦みが強くて決して美味しくもないのにとても高値で取引されていたんだとか。
以前、世界の不思議を発見するテレビ番組でも取り上げられていました。(←こちらで詳しく)
皮から採れるオイルはとっても価値があるんだそうです。

アールグレイティーが大好きな方なら一度は見てたい、香りを嗅いでみたい、何なら実も食べてみたい。
そう思いませんか?

じゃーん。手元に届いたベルガモットです。
偶然お客様から頂きました。
しばらく置いていたのですっかり黄色くなってしまいました。

切ってみるととても綺麗で果汁があふれてなんてみずみずしい!

見た目はレモン、でも香りが全然違いました。
さっそく弊社直営カフェカールトンティーハウスのキッチンスタッフと試食。

感想。
んん?普通に美味しい!!!レモンなら酸っぱい顔になりますが、これはすっぱー!くない。
ほんのり苦味があって優しい酸。これは大人味というんでしょうか~!レモンさんには悪いのですがとってもエレガント~

アールグレイの香りが素敵なわけです。

本場イタリア産のベルガモットとは違って?いただき物の和歌山産ベルガモットは、自然の中で丁寧に育てられマイルドになったのかもしれませんが、とても貴重な経験です。Tさんご家族様、いつもありがとうございます。

ベルガモットのスライスを浮かべたアールグレイのベルガモットティー

レモンティーとはちがう世界観。

この体験を分かち合ってもらいたい!
ということで、本日より、カールトンティーハウスアールグレイをご注文される時スタッフに「ベルガモットスライスありますか?」と尋ねてみてはどうでしょう?
もし、あればレモンの代わりに用意してくれるはずです♪
店内メニューにも記載しました。
限定なのでなくなってしまったらごめんなさい。
※終了しました。

おうちで本格アールグレイティーを楽しみたい方はオンラインショップからご購入もできますよ。

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■アールグレイ(UEMACHI ERLGREY) 1200円/100g
上町珈琲のアールグレイはスリランカ産セイロンティーを使用。
中国のキーマンやラプサンに着香したきついアールグレイはちょっと、という方に気に入っていただける香りです。
100g入のチャック式の簡易パックにすることで高品質な茶葉をデイリーユースナお値段でお楽しみいただいています。

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上町珈琲

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