カールトンティーハウスで使っているたまごのこと

上町珈琲直営店カフェで使っているたまごについてお話します。

今まで”こだわってます!”というよりはごく自然なことだと選んできたたまごですが、
先日、仕入れていた先のたまごが「今後ニワトリさんの餌に一部遺伝子組み換えの飼料が入ることになってしまう」と聞き、別のたまごに切り替えることにしました。こちらのたまごも一般に出まわっているモノに比べると餌以外もかなり特別に配慮されていて、今回様々なご事情でのことだと分かるものの、カールトンティーハウスでは使うのはやめようということになりました。

たまごは完全栄養食品。
だからこそ安全安心なモノをと思っています。

ちなみに完全栄養食品とはどんな食品のことを言うかというと、人間の生命維持のために必要なありとあらゆる栄養素をバランスよく含む食品のこと。(ただ、ビタミンCと食物繊維を含んでいないので野菜も摂った方がよいです。)

命の源ですから。
すべてが凝縮されている。だからこそ自然そのままの恩恵を受けられるように。

お店で使うには卵1個、かなり贅沢なお値段ですが。。。1店舗しかないのでなんとかなるでしょう。

現在使っている玉子は、会田共同養鶏組合さんからでして以前から家で使っているので使い慣れてもいました。
何が好きって”色”が好きなのです。

レモンイエローのような”ザ・黄色”というのでしょうか。
ビタミンE を多く含んだ飼料を与えた卵はオレンジに近い色ですが、そうではなくてなつかしい自然そのままの黄色という感じです。
お日様とさわやかな風をいっぱい浴びて元気な卵を産んでくれている景色が浮かびます。

「生ませる」ではなく、自然に「生まれる」

「自分たちでエサを作らなければ、本当に健康な鶏は育てられない」手間やコストはかかっても育て方のこだわり。
自社で配合飼料を製造。遺伝子組み換え対策は、トウモロコシに加えて大豆粕もNON-GMO・PHF(ポストハーベストフリー)。また、地域で栽培された飼料用米を配合飼料の原料に用い、飼料の国内自給率向上をはかっています。

国内全体の5%弱ぐらいしかない純国産鶏種のたまご

「ゴトウさくら」などの純国産鶏種で、親鶏は4世代前まで素性の確かな純国産鶏です。日本の気候や風土に適した丈夫な国産種だからこそ、抗生物質などの薬物に頼らず、すくすくと健康に育っているそうです。

元気いっぱいになるたまご!

カールトンティーハウスのたまごメニューはすべてこのたまごを使っています。

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上町珈琲

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