カールトンティーハウスは来年30周年を迎えます

上町珈琲の直営店カールトンティーハウスは
1996年(平成8年)の8月にオープンしました。

コロナの影響で取り外したお気に入りのイギリス製のテーブルクロス。復活したい!

それまでは同じ場所で1989年(成元年)に喫茶店をオープンしていました。全面ガラス張り、ウッド調の店内のガラス面は背の高いカウンターテーブルと高いスツール。ホールは真っ白なシャツに黒い蝶ネクタイに黒いスラックスかタイトスカート。
隣接の大阪外国語大学が移転し、その跡地に大阪国際交流センターができたこともあり朝8時から夜10時まで営業していました。当時コーヒーは一度にコーヒーメーカーで作り保温、紅茶は茶葉を茶漉しに入れ上から熱湯を通すという。日本の純喫茶というよりは、アメリカンスタイルというイメージでした。当時はご近所の会社員の方達が1000円のランチとコーヒーを飲んでいました。会社や店舗やマンションの個人宅にコーヒーを出前で持っていくことも多かったです。そんな時代でした。

6年ほど経ち、少しずつそのスタイルの喫茶店に陰りが見え始めてきました。
夜はカフェバーにしたり、豊富な食事メニューを提供するお店にしたりしました。
それでも夕方以降の客足は遠のくばかりでした。

このままではいけない。

そして全面改装の決断、新しくオープンしたのがカールトンティーハウスです。
29年。

どんなカフェを作るか

新しいスタイルに方向転換しようという時、意見が大きく分かれました。
今思えば大きな転換期、決断の時でした。

・気軽に飲めるスタンド式のお店にするか(当時1杯200円くらい)
・本格的なコーヒーが飲めるようにして価値あるコーヒーを提供するか

そして、私たちはアメリカ西海岸のコーヒーショップ巡りをすることになります。
ちょうどセカンドウェーブの時代。
シアトル系コーヒーチェーンなどがたくさんありました。


視察から帰り、本格的なカフェ、ティルームとして全面改装、大きく変えるか。
たくさん議論した結果、
英国スタイル、イギリスにある小さなカフェを感じてもらえるようなお店に方向転換することになったのです。

同じ年の同じ月にスタバ1号店(銀座松屋通り)ができました。スタンド式のカフェにしなくてよかった・・・と思いました。
そして翌年の5月にはザ・リッツ・カールトン大阪がホテル開業。

当店カールトンティーハウスの名前は、イギリスのカールトンハウスからいただきました。

来年は30年目を迎えます!

大きな節目、転換期になります。
人生三十にして立つ。
まだまだですが、これからもっと息の長いカフェとして地域に愛されるお店であり続けたいです。

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上町珈琲

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